低用量ピル服用によるおりものと腹部痛について

カルテと聴診器

低用量ピルには妊娠時に多く分泌される黄体ホルモンが配合されており、これを体内に摂取することで脳が身体は妊娠したと勘違いし、排卵を停止します。
結果として避妊の効果を得ることが出来るのですが、低用量ピルは他にも子宮頸管の粘膜を濃くすることで精子の侵入を防ぐ働きがあります。
この働きの為、排卵日周辺に起こるような粘り気のあるおりものが出る場合がありますが、排卵によるものはないので安心して下さい。
しかし、異臭を放っている等、いつもと違うおりものの状態だと、何かの感染症にかかっている可能性があるので、痒みなどの自覚症状が無くとも医師に一度相談してみましょう。
また低用量ピルを服用していると腹部痛や吐き気などの副作用と思われる症状が出る場合があります。
これらの症状は低用量ピルを数シート服用していくうちに気にならなくなることが分かっていますが、もしも症状が改善されない、学校や仕事など普段の生活に支障が出るようでしたら医療機関を受診しましょう。
おりものにしても腹部痛の様な副作用にしても、共通して言えることは医療機関を受診することです。
性感染症は感染しても自覚症状がないことが多く、気付いた時には治療に時間がかかる場合もあります。
副作用を我慢し続けた結果、学校や仕事を休みがちになってしまい、自分だけでなく周囲の人に何かしらの影響を与える場合もあります。
異変を感じたら自己判断で良しとせずに、次の低用量ピルを処方してもらうために受診した時にでも必ず医師に相談しましょう。
薬を他に処方するのか、経過観察するのか、低用量ピルを他の種類に変えるのか等、プロによる適切な判断を受けることが出来、それも含めて正しい使い方と言えるでしょう。

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